プリントには、もっとも一般的なシルクスクリーンプリントをはじめ、転写プリント、インクジェットプリント、昇華プリントがあります。各プリント手法についてご説明いたします。
シルクスクリーンプリント
最もポピュラーなプリント手法です。色数が少ない場合に最も安くプリントできます。下図の様に、色数だけ版を作り、色を重ねていきます。つまり色数の分だけ製版代が必要になります。
製版代は1色あたり9,900円(税込)です。上図の様に3版だと29,700円。またプリント代は10〜99枚作成時1色253円(税込)なので、3色で759円/枚(税込)です。
作成した版は1年間保管いたします。作成後1年以内に再発注いただいた場合は、納品日からさらに1年間保管いたします。
シルクスクリーンの作成例
転写プリント
多色のプリントや写真をプリントする場合の適した手法です。
図のように、素材の上に画像シートがのっているイメージです。綿をはじめナイロン、ポリエステル等幅広い素材にプリントできます。風合いはインクジェットプリントやシルクスクリーンプリントに比べ、少しゴワゴワしますが多彩な表現が可能な魅力あるプリント手法です。色数に関係なく1型分の製版代がかかります。版については作成後1年間保管いたします。1年以降の継続保管は致しませんのでご注意下さい。
転写プリントの作成例
インクジェットプリント
転写プリント同様多色使いですが、素材の色の影響をうけるので、白い素材に適したプリント手法です。
インクジェットプリントは家庭用のプリンターと同じ原理で、紙にプリントする様にTシャツやその他製品に直接プリントします。図の様にインクが素材の中に染み込むのでしなやかな風合いです。
インクジェットの作成例
昇華プリント
ポリエステル100%の白もしくは淡い色目の生地のみプリント可能です。素材を選びますが、しなやかな風合いです。サッカーのユニフォームの多くが昇華プリントです。
昇華プリントは染料を生地にしみ込ませる手法です。一種の染色ですので濃色の素材には向きません(例えば、黒の素材に青を染めても見えないということです)。白もしくは淡い色のポリエステル素材限定です。
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