薬剤と繊維を化学結合させ撥水効果を出す方法で使用する薬剤は、シリコン、樹脂ワックス、フッ素系化合物(スコッチガード)など。これとは別に、撥水はするが透湿性(水蒸気は通す)がある、ポリウレタン樹脂やアクリル樹脂をコーティング(塗り付ける)するか、微細な孔(水蒸気を通す大きさ)をあけた多孔質なフィルムを繊維にラミネート(貼り付ける)する方法がある。ラミネートの方が、均一は透湿性と撥水性(防水により近い)を両立できる。
撥水加工と防水加工の差であるが、撥水加工は水圧を受けると濡れて生地裏側に水がしみ込む。防水加工は生地裏側に水がしみない。従って裏側にゴム等を貼付けた加工は防水加工となる。
最近のコメント