綿やポリエステル混の短繊維(紡績)糸の強度をアップさせ表面の毛羽を抑え平滑性を増す事で製織性上げる(織りやすくする)為に、経糸に糊を付ける。単糸はほぼ例外無く糊付けを行うが、強力が安定し毛羽が少ない双糸の場合、糊付けしないこともある。また、フィラメント(長繊維)に於いても糊付けを行う事がある。
糊の原料は天然糊剤であるでんぷん、合成糊剤であるポリビニルアルコール=PVA,別名ポバールが主に使用される。現在PVAが糊付けの主流であるが、安価なでんぷん糊を混合して使う事も多く、そのブレンド処方が糊付け工場のノウハウである。その他の糊剤としてCMC、アクリル系の糊剤などがある。
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