コットンを分子レベルで改質する加工。樹脂を用いた後加工ではない。いわば、コットンの体質改善なので洗濯しても効果は持続する。液体アンモニア加工により分子の結晶構造が変化し、繊維が芯からリラックスし、かつハリと光沢が増す。布で加工する場合と糸で加工する場合がる。
タオルのパイル糸に液安糸を使用するとパイルがきれいに立ちふかふかなのに弾力のある上質な風合いがえられる。また洗濯を繰り返しても、パイルのよじれがすくなく形態が安定。綿毛布等の起毛製品の場合は、ふかふかでありながら弾力のあるハリが得られる。
布で加工を施した代表的な製品が携帯安定のワイシャツ(ドレスシャツ)。
上質コットンを組み合わせる事で、より効果を体感する事ができる。
- パイル未加工糸
- 加工糸
- 未加工の綿繊維
- 加工後の綿繊維
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