手紡ぎ風に一本の糸の中に太い部分や細い部分を入れて太さを不均一にした糸。精紡機で紡出するときに機械的にむら(長周期のむらやネップ、スラブ)を入れると、どうしても一定の間隔のむらが出来てしまい。織物にしたときに不自然な幾何学模様が現れやすくなる。そこで、コンピュータで精紡機を制御し、糸の太さやより数を変化させ自然な変動になる様にしている。1/f(エフ分の1)揺らぎのデータを用いることもある。
むら糸は細い糸では効果が見えにくく紡出も難しくなるので、通常平均番手で20番手以下の太い糸のむら糸がほとんど。
最近のコメント