燃え難い繊維のこと。1)そもそも分子構造が安定していて燃え難いもの、2)加熱されてガスが発生し空気を遮断するもの、3)糸や布に難燃剤を練り込んだり塗布して燃え難くするタイプがある。
- 燃えにくい分子構造をもった繊維としてはメタ系アラミドがあり、コーネックスという商標がついた繊維が代表的。
- 繊維自体にハロゲン化合物を含み、加熱され分子が分解される過程で出るハロゲンがスが繊維のまわりを囲み空気を遮断、燃え難くする。
- よく燃えるセルロース繊維や難燃性を持たない合成繊維には糸状や布状で各種燃剤を配合する。セルロース繊維にはリン系化合物を使用し、合成繊維はハロゲンガスが発生するやその他の方法を組み合わせて難燃化する。
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